フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。
看板メニューの餃子をはじめ、チャーハンやラーメンなど多様な中華料理を提供する大阪王将。
裏切らない定番の味が人気で、全国に300店近いフランチャイズチェーンを展開し、今もなお拡大を続けている。
独立開業を目指す方にとって、いちばんのメリットはロイヤリティがないということだろう。
大阪王将の看板を使う「商標利用料」として1%を支払う必要があるが、それでも本部へ支払うランニングコストは他店より軽いのは有難いしくみだ。
なお、大阪王将の店舗は原則、オーナーが用意することが条件となっている。
ロイヤリティ | 商標利用料として1% |
---|---|
契約期間 | 5年 |
保障について | 掲載なし |
店舗数 | 270店舗(2013年) |
店舗増減数 | 18店舗増(2013年) |
大阪王将のフランチャイズ資料を見ると、「閉店率の低さ」を強くアピールしている。
定番商品の多い中華料理店の場合、原材料のロスが少ないこと、季節や景気の影響を受けにくいなどの特徴があり、廃業店が少ない業界だ。
ちなみに、大阪王将の中途解約・解除件数は9店(2012年)。フランチャイズ全体が270店なので、閉店率は3%ちょっとである。
開業前には、約2か月の研修制度を用意している。
研修の場は、大阪王将の研修センターや直営店。ここで、調理方法から接客マナー、スタッフ教育や計数管理など、経営マネジメントに必要なノウハウをしっかり伝えてくれる。
開店後、本部からのサポートは、大阪王将オリジナルのシステムを採用している。それが、「NORENチャイズシステム」だ。
オープン後は、SVが30日間常駐しながら店のサポートや経営アドバイスをしてくれる。
さらに、SVによる定期巡回指導が1年間あり、成功ノウハウを伝授する。
なお、保証体制についてはホームページ等に掲載されていないため、検討されている方は必ず確認しよう。
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