フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。
買取業界の最大手として、全国展開する大黒屋。
つい最近まで直営店のみしかなく都心部を中心に展開していたが、2005年からフランチャイズ展開を開始。全国200店以上のフランチャイズ店を抱えるまで成長した。
加盟店を急速に増やせた理由の一つに、大黒屋には「加盟金0円」というプランを用意していることにあるだろう。
通常の「ベーシックプラン」に加え、内外装にかかる工事費用をリースで支払う「ライトプラン」、さらに、加盟金・工事費用・3カ月分のロイヤリティも0円の「トリプルゼロプラン」と、初期投資が抑えられる契約プランを用意している。
なお、トリプルゼロプランは店頭販売ができないことが条件だ。
ロイヤリティ | 35~70万円 ※プランによって異なる |
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契約期間 | 5年 |
保障について | 掲載なし |
店舗数 | 210店舗(2016年) |
店舗増減数 | 17店舗増(2013年) |
「買取だったら大黒屋」と利用者から絶大な信頼を得ていることが、大黒屋に加盟する大きなメリットといえよう。
大黒屋はテレビCMなど大規模な広告を打ち出すこともなく、口コミなどで広まり抜群の知名度を勝ち得た。
また、全国展開することで販売チャネルを広げていったことも、大黒屋の強みとなっている。
大黒屋には、貴金属やブランド品、チケットを中心に、多種多様な商品を扱っている。
ある特定の商品に偏らないことで、集客力のアップとともにリスク分散もできる。
こうした点から、フランチャイズチェーン店は経営の安定化を図れる。
ちなみに、大黒屋の店舗継続率は88%だという。
大黒屋は、駅の近くや集客力のあるエリアに出店するケースがほとんどだ。これは、本部がマーケティングリサーチを徹底しているから。立地の選定にはもっとも気を使っているのだ。
オーナーが物件を探すことも可能だが、本部が推奨する物件の紹介を受けたほうが初心者には安心だろう。
また開業前研修では、各商品・分野に特化した専門講師による査定力の養成をはじめ、直営店でのマナーや接客研修など独自カリキュラムで徹底教育。
オープン前後には本部が駆けつけてのサポートのほか、月1以上のSV巡回、電話での常時応対、成功事例をはじめノウハウの共有なども受けられる。
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