フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。

フランチャイズの失敗から成功までを特集したビジネス誌THE LOSER フランチャイズの失敗から成功までを特集したビジネス誌THE LOSER
<特大号>フランチャイズ失敗者に学ぶ・成功する本部選びのコツ » <第一章>フランチャイズ敗者に聞いた失敗談 » 夫婦で仲良く起業したのに結局離婚まで追い詰められてしまったDさん

夫婦で仲良く起業したのに結局離婚まで追い詰められてしまったDさん

「自分たちの店を持ちたい」と夫婦で起業を目指したDさんだったが、起業後に離婚してしまう。

なぜ、このような事態になったのか。その顛末をご覧いただこう。

<起>夫婦で起業を目指して始めたコンビニ経営

証券業界に長年勤めていたDさんには、ある夢があった。

「いつか、夫婦で起業してお店を持ちたい。」

その夢を応援してくれたのが、いつもそばでサポートしてくれる妻だった。

こうして証券業界から離れ、飛び込んだのが大手コンビニ会社。そこで、スーパーバイザーに就いたDさんは、直営店を任されることになる。

自分の店を持つという夢を、ついに実現したのだ。

多くのコンビニでは、パートナー制を採用している。24時間経営のコンビニでは、常に店の責任者が店舗にいる必要があるのだ。

このため、コンビニには店長のほかにマネージャーというポジションの人物も必ずいる。

夫婦で起業を目指していたDさんは、自分が店長でマネージャーを妻とした。

<承>売上げの低迷で本部から支援を受ける日々に

開業して間もなく、あれだけ仲の良かった夫婦にいさかいが生じるようになる。

その原因は、売上の低迷だった。

Dさんの店の売上は、チェーン店全体の平均をやや下回るくらい。

しかも、夫婦が加盟するタイプのコンビニとの契約では、本部へ上納するロイヤリティが高く設定されており、ちょっとの売上では儲けにならない。

Dさん夫妻の収入は、サラリーマン時代より安い月30万円。しかもこの一部は、本部が設けた最低保証制度による融資であり、いずれは返済しなければならないというしくみになっていた。

つまり、コンビニを運営すればするほど、Dさんの借金は膨らむ一方だったのだ。

<転>アルバイト店員のほうが儲かる状態に

本部からの融資はいずれ返さなければいけない。そして、ついに”催促”が始まることになる。

返済額は月20万円。手元には10万円しか残らない。これでは、アルバイト店員のほうがよっぽど儲けている。

「コンビニに加盟しなければ、こんなことにはならなかった。」

妻の口から、不満の言葉が日に日に多くなっていく。

24時間365日、休むことなく運営しなければならない実情に疲れ果てていた。

<結>経営再建のために新店舗へ―そして離婚

加盟契約の解除も考えたが、解約ペナルティとして粗利益の60%×6カ月分を支払わなければならず、辞めるに辞められない状態だった。

本部が経営再建をするように勧めてきたが、妻の答えはNO。

「もう、コンビニはやりたくない。」

結局、新しい店舗で経営再建をすることになったが、それをきっかけにDさんは離婚。新店舗には、妻の姿はなかった。

コンビニ経営に限らず、保証体制が自分たちのためになるか否かを、よく考えて確認することも重要だ。

第一章

フランチャイズ敗者に聞いた失敗談

第二章

業界別・フランチャイズオーナーに突き付けられた現実4選

第三章

フランチャイズ成功者たちの体験談から学ぶコツ

第四章

失敗しないフランチャイズ経営のススメ

別冊番外編

フランチャイズ6大業種調査レポート

最終章

フランチャイズで開業するならこの15社を比較せよ

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