フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。

フランチャイズの失敗から成功までを特集したビジネス誌THE LOSER フランチャイズの失敗から成功までを特集したビジネス誌THE LOSER
<特大号>フランチャイズ失敗者に学ぶ・成功する本部選びのコツ » <第一章>フランチャイズ敗者に聞いた失敗談 » 夢のフランチャイズで失敗し莫大な借金を抱えてしまったAさん

夢のフランチャイズで失敗し莫大な借金を抱えてしまったAさん

独立を夢見て焼き鳥のフランチャイズに加盟したAさん。しかし、わずか8カ月で閉店し多額の借金を抱え込んでしまう。

なぜ短期間で失敗してしまったのか、その経緯を紹介しよう。

<起>夢を実現するためフランチャイズに加盟

「いつか自分の店を持ちたい」という夢を抱いていたAさんが、焼き鳥のフランチャイズチェーンに加盟したのは、35歳の時だった。

実はAさん、サラリーマン時代はフランチャイズの本部側にいた。

どうすれば店の経営が安定するかを知り尽くしている。だから、間違いなく成功する。そんな自信にみなぎっていた。

これまでの貯金、中途退職で得た退職金、さらに金融機関から1,000万円を借金して、いよいよ自分のお店を構えるときがやってきた。

<承>家族と借金…失敗は許されないという焦り

Aさんのお店は、やや郊外にある駅近だった。

本当は駅前の一等地に店舗を構えたかったが、それなりに集客力のあるエリアだ。道一本裏手にある場所でも、安定した来客数は見込めた。

それに、「独立したい」という焦りがAさんにはあった。

独立したら、どうやって家族を養っていくか。借金もある。失敗は許されない。

多少の条件は目をつぶってでも、早く店を開き、軌道に乗せたかった。

何よりも、自分はフランチャイズを運営する側にいたという経験があるし、営業実績も上位だったという自信がAさんにはあった。

<転>立地の悪さは覚悟していたが…

内装工事も終わり、従業員スタッフの教育も完璧にしたところで、いよいよオープンの日がやってきた。

開店から一週間は、割引セールを打ち出すなど攻めの戦略で売上は上々だった。

しかし、開店2週目には客足がばったり減った。

原因はわかっていた。立地だ。

一等地には飲食店がひしめき合っているが、駅から一本裏手にある道路沿いには風俗店が多い。Aさんの店も、風俗店に囲まれる形だった。

さらにお店の入口が狭く、しかも中2階。

それでも、Aさんは焦りという見えない不安で、見切り発車してしまった。

<結>オープン8カ月目の決断

開店初月の売上は、当初予定の50%にしか満たなかった。

挽回するチャンスをと施策を繰り返すが、2カ月目も3カ月目も予定の40%の売上で右肩下がりの状況が続いた。

いよいよ運転資金も底をつき始めた8カ月目。Aさんは店を閉店することになった。

以前、勤めていた会社の同僚にAさんはこう漏らした。

「食材って、フランチャイズの本部から仕入れると高くなるんだな」

フランチャイズを知り尽くしていたはずの彼は、こんな常識を知らない井の中の蛙だったのだ。

彼に残されたのは、金融機関から借り入れた莫大な借金のみだった。

焦りは禁物。失敗のリスクに備えるなら、保障が十分なフランチャイズ本部を選ぶことも大切だ。

第一章

フランチャイズ敗者に聞いた失敗談

第二章

業界別・フランチャイズオーナーに突き付けられた現実4選

第三章

フランチャイズ成功者たちの体験談から学ぶコツ

第四章

失敗しないフランチャイズ経営のススメ

別冊番外編

フランチャイズ6大業種調査レポート

最終章

フランチャイズで開業するならこの15社を比較せよ

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