フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。
ここでは、独立を夢見てフランチャイズに加盟し、残念ながら散っていった方々の失敗談を紹介しよう。失敗には必ず原因がある。その原因を知ることが、失敗するリスクを軽減させることにつながるはずだ。
ここで紹介する失敗談も、その原因について明らかにされている。何が夢をあきらめさせたのか。反面教師としてご覧いただきたい。
自分の夢であった「独立」を叶えるために、焼き鳥チェーンのお店を開店させたAさん。その一方で、「早く独立して成功させたい」という焦りがあった。その焦りが、飲食業が失敗する常套の道を選んでしまう…。
Bさんのフランチャイズ店は、本部からの手厚い支援もありとても繁盛していた。ところが、ある時期を境に本部が冷たくなった。「これでは何のためにロイヤリティを支払っているのか」。ついには、本部と争うことになってしまったBさんの運命は?
「未経験でもOK」「開店3年でペイできる」…そんな言葉に魅力を感じ、フランチャイズ加盟したCさん。しかし、開店前のシミュレーションとはかけ離れた結果になってしまった。その原因とは?
Dさんは夫婦でコンビニを開店したものの、売り上げの伸び悩みが課題だった。コンビニには最低保証として月30万円の支援があった。しかし、これは事実上「本部からの借入金」であり返済しなければいけなかった。雪だるま式に大きくなる借金にDさん一家に危機が…。
夫婦で起業したものの離婚まで追い詰められたDさんのフランチャイズ失敗談
経営が傾いている工場をなんとか持ち直そうとEさんが考えたのが、畑違いの業種であったフランチャイズ本部への加盟だった。副収入が得られればと店を開店。しかし、結果は巨額の借金を抱えることに…。
小売店のフランチャイズ店で独立開業したFさん。開店当初こそ売り上げはアップしたが、徐々に右肩下がりになっていった。試行錯誤しながらなんとか下げ止まりの状態になったものの、契約トラブルで廃業に…。いったい何があったのか?
フリーランスとして働いていたGさんは、安定した収入を得たいとフランチャイズ店の経営を始めることにした。選んだのは、デイサービスのフランチャイズグループ。社会的にもニーズがある分野なので、成功するのは難しいだろうと思っていたが、知識の少なさが裏目にでることに…。
たった1年で廃業することになったGさんのフランチャイズ失敗談
フランチャイズと聞くと、悪いイメージばかりが先行して「失敗」に目を向けがちだが、成功しているオーナーはもちろん存在する。
成功者と敗者の違いは、いったい何なのか。いくつかの成功事例から解き明かそう。
前職は、エステサロンのエリアマネージャーだったOさん。実家の都合で長年勤めた会社を退職し、地元・富山に帰って就職したのがマッサージのフランチャイズ本部だった。
これまでの経験を生かし、チェーン店の新規立ち上げも手伝った。
そんなOさんに、「店をやらないか」という声が上司からかかる。「エリアマネージャーの経験は豊富でも、マッサージの技術はまったくない素人。そんな私でも、開業までこぎつけました(笑)」
Oさんはいま、フランチャイズ本部の社員でありながら、店舗オーナーとしてスタッフの教育などマネジメントを行っている。
店舗運営において、もっとも重要なのが集客だ。
リピーターの獲得などのノウハウを施術スタッフに教えることはできるが、新規獲得となると本部に頼るところが大きくなる。
「最近はスマホで店舗を探す方も多いですから、魅力あるホームページを作成しなければ新規顧客の獲得チャンスを逃してしまいます。その点は、本部に任せられたのが非常に大きかったです」
集客がカギを握るビジネスだからこそ、こうした本部の支援が何よりも助かっているとOさんは強く感じているようだ。
高校卒業後に上京し、フリーターをしていたPさん。結婚を機に専業主婦となり、夫の実家がある大分へ移住した。
そんなある日、夫からフランチャイズの仕事を勧められたそうだ。
「夫も独立を検討していて、自動車関係のフランチャイズを探していました。そんな夫が面白そうな仕事があるぞと教えてくれたんです。それが、墓石の掃除というニッチな仕事がメインのフランチャイズでした。」
最初は需要がないと断ったPさん。しかし夫は「この仕事には夢がある」と、理解しがたいことを言って聞かない。
とりあえず話だけでもと本部に連絡をし、相談会を設けてもらうことに。
「話を聞くと、墓石のクリーニングだけでなく特殊なもののクリーニングをする会社であることがわかりました。仕事の取り方とかクリーニング技術も、しっかり研修で学べるとのこと。最初は断ろうと思ったけど、いつの間にか興味を持ち始めましたね」
何よりもPさんをやる気にしたのが、夫が経営を手伝ってくれると言われたからだった。
こうして墓石の清掃技術者として、新たな道を切り開いたPさん。本部からは技術研修だけでなく、トラブル対応にも助けてもらったという。
「ある墓石店で清掃を行った際、意見の相違でトラブルになったことがあったんです。そのときは、本部があいだに入って仲裁してくださいました。それからは、その墓石店から信頼を得て、定期的に仕事をいただいています。」
トラブル時にも頼りになるだけでなく、それが商機につながる。いざというとき本部のサポートが心強いとPさんは信頼している。
失敗例から学べる「フランチャイズ成功の法則」とは何だろうか。
失敗談・成功談をみていると、やはり、信頼できる本部選びが重要であることがわかる。
信頼される本部は、加盟店の増加率も高い。また、保障がしっかりと備わっている本部もあるため、安心してビジネスを展開することができる。
フランチャイズの本部を選ぶ際には、加盟店の増加率・保障の内容・開業のしやすさは必ず確認しておこう。
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