フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。

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【番外編】出口戦略からフランチャイズを考える

出口戦略を前提にフランチャイズを展開する

フランチャイズ店を開業するにあたり、多くのオーナーは、事業の出口を想定していない。むしろ、事業が未来永劫にわたって繁栄し続けることを夢見ている。

この発想は、一般的なフランチャイジーにとって当然のことだ。事業不振や後継者不在で廃業を余儀なくされることがあったとしても、それは結果論である。開業当初から事業を手放すことを前提にしているオーナーなど、恐らくどこにもいないだろう。

しかしながら、往々にしてビジネスの世界では「誰もやらないフィールド」に宝が眠っているものだ。出口を想定したフランチャイジーがほとんどいない以上、逆に開業当初から出口を想定してFC契約を結ぶことで、オーナーには想定以上のお金が舞い込むチャンスがあることを心得ておこう。

■すべての事業は投資である

フランチャイズ契約の前提に自己資本や他人資本が敷かれる以上、それは紛れもない投資だ。オーナーの思いがいかなるものであれ、フランチャイズを含めたすべての事業は投資だと考えたほうが良い。

投資と言えば株式投資が思い浮かぶが、売りを想定しない株式投資は存在しない。FC店の経営が投資である以上、理屈は株式投資と同じだ。売り(出口)を想定しない買い(FC契約)は、理屈としてむしろ不自然なのである。たとえ、仮に将来売る機会が到来しなかったとしても、だ。

■あなたの事業を引き継ぐ人はいるのか

あなたのフランチャイズ店の経営が、順調に波に乗ったとしよう。リタイアするまで、その波が続いたと仮定する。

しかし、あなたに後継ぎはいるだろうか?子はいたとしても、事業を引き継いでくれるだろうか?事業を引き継いだとしても、あなたのように上手に経営ができるだろうか?

あるいは、子が事業承継をし、引き続き順調な経営が続いたと仮定しよう。しかし、いずれ子も、引き継ぎという壁に当たることになる。この壁をクリアすれば、また次の子も同じ問題に直面するだろう。果たしてこのまま徳川家のように15代も順調な経営が続くだろうか?

■創業者のあなたが出口を設定しても良い

事業には、いつか必ず出口が訪れる。「売り(出口)を想定しない買い(契約)は、理屈としてむしろ不自然」と言ったゆえんである。いつか出口が訪れる以上、敢えて創業者のあなたが出口を設定しても良いのではないだろうか?それがみんなの幸せにつながるなら。

FC本部と法人契約を結ぶ

FC店の出口戦略の一つとして、第三者への売却によるハッピーリタイアがある。しかしながら、昨今では第三者へのFC店売却を認めるFC本部が増えてきたとは言え、まだまだ売却を認めていないケースが多い。少なくとも個人事業主としてFC契約を結んでいる場合、第三者への店の売却は限りなく困難だ。

ただし、個人事業主ではなく法人としてFC契約を結んだ場合、事業売却のハードルは個人ほど高くない。FC本部側も、法人契約の店舗には任意売却を認めているケースが多い。株式会社であれば、株式を譲渡するだけで簡易的に売却が完了する。

出口戦略を前提にしてFC契約を結ぶ場合、個人ではなく、あえて法人として契約を結んでみてはどうだろう?今や株式会社は資本金1円でも設立が可能だ。

現在、個人としてFC契約を結んでいる経営者は、今から法人契約に切り替えることも検討したほうがいいだろう。

みんながハッピーになるM&Aによる出口戦略

出口戦略を前提にFC店を経営する場合、できることなら自分だけではなく、FC本部も含めた全体の友好的な出口を模索したいものだ。そのもっとも有効な方法が、M&Aによる事業売却だろう。

■FC店の一般的な出口

一般に、個人によるFC契約の場合、任意による事業売却を認めていない。よって一般的なFC店は、次の2つの方法のいずれかで出口を迎えるしかない。

いずれの場合でも、フランチャイジーに大きな見返りは期待できない。契約内容を改めて見直し、出口として事業売却が可能かどうかを確認しよう。

もし任意売却が不可能であるならば、法人契約に切り替えることで可能になるかどうかなど、FC本部に相談してみたほうがいい。

■M&Aによる売却でみんながハッピーになる

M&Aで店舗を第三者に売却した場合、店舗の売り手たるあなたには事業の売却金が入ることになる。経営が順調な店舗であれば、想定外の莫大なお金が舞い込むこともあるだろう。あなたにとって、ハッピーリタイアの前提となる退職金になる。

店舗を買った第三者においては、事業を一から作り上げる手間がない。順調な経営をそのまま引き継げるなど、新たにFC契約を結ぶことに比べてメリットが大きい。

FC本部においては、大事な一店舗を手放さなくても済むことになる。第三者が買ってくれれば、FC本部買取によるさまざまな経費も削減できるだろう。

M&Aによる事業売却こそ、売り手、買い手、FC本部のみながハッピーになる出口戦略なのである。

出口戦略としてのM&Aの相談ができる仲介業者一覧

第一章

フランチャイズ敗者に聞いた失敗談

第二章

業界別・フランチャイズオーナーに突き付けられた現実4選

第三章

フランチャイズ成功者たちの体験談から学ぶコツ

第四章

失敗しないフランチャイズ経営のススメ

別冊番外編

フランチャイズ6大業種調査レポート

最終章

フランチャイズで開業するならこの15社を比較せよ

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