フランチャイズで失敗したくない人のために、店舗を順調に増加させて利益を出しているFC本部を比較しました。失敗談もまとめています。

フランチャイズの失敗から成功までを特集したビジネス誌THE LOSER フランチャイズの失敗から成功までを特集したビジネス誌THE LOSER
<特大号>フランチャイズ失敗者に学ぶ・成功する本部選びのコツ » <第二章>業界別・フランチャイズオーナーに突き付けられた現実4選 » 競合対策が厳しい「ラーメン業界」の現実

競合対策が厳しい「ラーメン業界」の現実

いまや国民食として、不動の人気を誇るラーメン業界。フランチャイズのなかでは、ラーメン業界は比較的に開業資金が少なくて済むため失敗しにくいといわれているが、競争激化から廃業のリスクが高い業界でもある。

そんなラーメン業界の課題と失敗例を見てみよう。

競合店の開業で事業計画が狂い始めたラーメン店

30歳で脱サラし、ラーメン店を開業したあるオーナーの話。

出店したのは駅から徒歩10分くらいと少し離れていたが、周囲に競合となるラーメン店がなく、絶好のロケーションだった。

「繁華街ではないですが、事務所やオフィスがあるエリアでしたから、これならいけると確信しました」と、オーナーは開業時のことを語った。

その目論見は見事に成功。客足が絶えないラーメン店となり、オープンから数カ月は目標の2倍近い売り上げを達成していた。

しかし、ここに大きな誤算が生じる。

ラーメンのほうが稼げると見込んだ駅近の居酒屋が、突然ラーメン店に業態転換したのだ。

「その店は私の店より広くて、値段も安い。完全に客を奪われました。」

行列の絶えないラーメン店は、思わぬ競合の出現を前に廃業。再びサラリーマン生活に戻り、借金の返済に勤しむ日々を送っている。

立地の悪さで競合に敗れたラーメンチェーン

「居抜き物件をみつけて700万円で開業しました。1日100杯売れてトントン。銀行からの借入を返済するためにも、150杯は売ろうと目標を立てていました。」

そんな目標を立て、フランチャイズのラーメン店をオープンしたオーナー。

しかし、目標をクリアできたのは初月のみで、2か月目からは客が遠のいていった。

3か月目からは、運営すればするほど赤字の状態に。愛車を手放し、その資金で赤字を穴埋めしたがどうにもならず廃業してしまう。

失敗の原因を「立地」だと語る、前出のオーナー。

「目抜き通りから一本奥まった場所にチェーン店のラーメン屋を開業しても、勝負になりませんでした。」

独特の味が自慢な店ならともかく、チェーン店は目立つところに出店するのが基本なのだ。

出資者・実務者・店舗物件がそろって失敗したケース

不動産経営を営む父親の勧めで、所有するビルの1階に息子が経営するフランチャイズのラーメン店を入居させた。

フランチャイズ本部も、出資者(父親)、実務者(息子)、店舗物件の3つがそろっており、出店には問題ないと判断したようだ。

ところが、ピークの時間帯になっても客がこない。

ラーメン店のピークは、ランチタイムと夜遅い時間帯だが、郊外の住宅地に建つビルのためサラリーマンも学生もこず、いずれの時間帯も閑古鳥が鳴いていた。

「店舗ありきで、ロケーションを考えなかったのが失敗の原因です。」(息子)

出店準備がそろっていても、出店に見合った環境ではなければ失敗するという典型的な例である。

店舗や土地を自分で用意せずとも始められるフランチャイズがある。最も、そういった業界の方が失敗しにくい。

絶対に失敗したくないという方は、フランチャイズ本部選びは慎重に。

第一章

フランチャイズ敗者に聞いた失敗談

第二章

業界別・フランチャイズオーナーに突き付けられた現実4選

第三章

フランチャイズ成功者たちの体験談から学ぶコツ

第四章

失敗しないフランチャイズ経営のススメ

別冊番外編

フランチャイズ6大業種調査レポート

最終章

フランチャイズで開業するならこの15社を比較せよ

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